声引(読み)こわびき

精選版 日本国語大辞典 「声引」の意味・読み・例文・類語

こわ‐びき【声引】

  1. 〘 名詞 〙 歌謡や語りもの、また説経などの声ののばし方。
    1. [初出の実例]「龍女が妙なるこはひきは、聞けども聞けども飽く期(ご)無し」(出典梁塵秘抄(1179頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android