竜女(読み)リュウニョ

デジタル大辞泉 「竜女」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐にょ【竜女】

竜宮にいる竜王の娘。特に、沙羯羅しゃがら竜王の娘。8歳で悟りを開き、男子に生まれ変わって成仏したという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「竜女」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐にょ【龍女】

  1. 〘 名詞 〙 龍宮にいる龍王の娘。特に、沙伽羅(しゃがら)龍王の娘。八歳で悟りを開き、釈迦の前で男子に変成して成仏したという。りゅうじょ。
    1. [初出の実例]「奉頸瓔、以尽境、比此龍女得果之秋」(出典:三教指帰(797頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「竜女」の解説

竜女
(通称)
りゅうじょ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
竜女が淵
初演
元禄12(京・藤十郎座)

竜女
りゅうじょ

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
延宝5.5(江戸・大和守邸)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android