…この間に値上がりすれば先物では損になるが,その分は現物の値上がり益で相殺されるわけである。これが〈売りつなぎ〉だが,逆に〈買いつなぎ〉もある。たとえば加工業者が買い注文を受けて,製品を生産する時点に原料である商品が暴騰していたら加工賃が出るどころか原料代に食われて大損になりかねない。…
… 売疲れ・買疲れ売るだけ売って,相場も思うようにいかず売る力もなくなった状態を〈売疲れ〉といい,反対に買うだけ買って,相場が上がらず買う力もなくなった状態を〈買疲れ〉という。 売りつなぎ・買いつなぎ値下がりによる損失を防ぐため,その株式を信用取引で空売りすることを〈売りつなぎ〉(あるいは〈つなぎ売り〉)といい,一般に手持株が名義書換えその他で手もとになく,先行きその株が値下がりしそうなときに,値下がり損を防ぐために信用取引で空売りし,値下がりしたところを買い戻して差益を取るか,または株券が手もとに戻ったときに〈現渡し〉して決済することである。一方,〈買いつなぎ〉(あるいは〈つなぎ買い〉)は,手もとに資金がなく,先行き株価が値上がりしそうなときに,あらかじめ信用取引でその株を買い,資金ができたところで〈現引き〉して決済することをいう。…
※「売り繋ぎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...