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先物取引 さきものとりひき

10件 の用語解説(先物取引の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

先物取引

将来の相場や金利を現時点で確定契約する取引。期日までに現時点で取り決めた価格(約定価格)で取引することを約束する契約。価格変動で受ける将来の損失を防ぐために生まれている。例えば為替変動の影響を避けるために、輸入原材料や為替自体などが広く取り引きされている。株式の場合、日経平均株価TOPIXなどをもとに価格を決め、期日が来ると売り手、買い手がともに契約を履行しなければならない。期日までに反対売買を行い、当初の約定価格と反対売買価格との差額を受け払いする差金決済で契約を解消することもできる。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

先物取引

「1カ月先」や「6カ月先」に、前もって決めた価格で売買することを約束する取引。先物で売った人はその後に実際の価格がより下がっても損をしない。逆に実際の価格が上がると売った人は損をするが、先物で買った人は事前に安く買えたことになり、もうかる。原油や金、大豆など商品のほか、日経平均株価のような株価指数を対象にした先物取引がある。先物取引や、将来の売買の権利を取引する「オプション」、為替や債券などの売買を組み合わせた取引などを「デリバティブ(金融派生商品)」と呼ぶ。1730年ごろにでき、コメを売買した大阪の堂島米会所が世界初の本格的な先物市場と言われる。大証はその伝統を受け継ぎ、1987年に国内初の株式先物を始めた。

(2011-03-11 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

さきもの‐とりひき【先物取引】

将来の一定期日に現物の受け渡しをすることを約定する売買取引。その期日までに反対売買を行い、差金を授受することによって決済することもできる。→実物取引

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百科事典マイペディアの解説

先物取引【さきものとりひき】

商品取引方法の一つで,実物取引に対する。将来の一定の期日に現品の受渡しをするか,反対売買で決済することにして,銘柄・値段・数量を決めて売買の約束をする取引。反対売買は売買参加者がいつでも自由に行うことができ,代金の差額を授受することによって当初の契約を清算できるところから清算取引ともいう。
→関連項目株価指数先物取引為替ディーリング金融先物取引金融商品販売法現物取引原油取引国際金融先物取引債券先物取引証券取引所三原則スポット市場定期取引デリバティブ投機東京証券取引所[株]米穀取引所ヘッジ取引ヘッジファンド

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投資信託の用語集の解説

先物取引


ある商品を、将来の一定期日に取り決めた値段で取引することを約束する契約のこと。契約によって現物・現金の受渡・決済そのものが後日に延期されている取引であり、決済以前に差金決済されれば現金・現物は不要になる。

出典|(社)投資信託協会
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会計用語キーワード辞典の解説

先物取引

先物取引とは、将来のある時点であらかじめ定めた価格である商品を売買する約定で差額「売る・買いの差額」決済を行う取引。

出典|(株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」
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世界大百科事典 第2版の解説

さきものとりひき【先物取引 future trading】

将来の特定の日に特定の対象についてあらかじめ合意した価格での取引をいい,その場が先物市場である。実物取引に対する取引方法。為替取引株式取引(第2次大戦前の清算取引),債券取引,商品取引などにその例がみられる。商品の先物取引は,狭義には,定型組織化されたルールによって一定の場(商品取引所)で取引をし,売買参加者はいつでも自由に反対売買し代金の差額(差金)を授受することによって当初の契約を清算できる取引を指す。

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大辞林 第三版の解説

さきものとりひき【先物取引】

将来の一定期日(限月)に現品の受け渡しまたは決済を行うことを約束した売買取引。 → 実物取引

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

先物取引
さきものとりひき

将来一定の時期に約定物件の引渡しを約束した売買取引 (商品取引所法2条4項) 。商品取引所のみにおいて許され (7条1項,8条1項) ,将来の一定の時期に実物の受渡しにより決済することを制約される。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

先物取引
さきものとりひき
futures (contract)

一般には、将来一定時期に約定した物品を引き渡すことを内容とした取引をいう。狭義には、取引所で行われる取引方法の一種をさす。先物取引の目的には次の二つがある。第一は、不確実な将来の状況から生じる価格変動の危険を避けるため、現在の約束で将来をつなぐことであり、第二は、この危険をむしろ利用して積極的に利益を得ようとすることである。取引所における先物取引は、将来の一定期日に現物の受け渡しをするか、その期日までに反対売買(最初が売りなら買いに回る)し、差額(差金(さきん))の授受で決済すること(差金決済)にして売買約束をする取引をいう。契約成立時に現物の授受を行う実物取引と対比される。取引清算のための売買期限を限月(げんげつ)といい、3、6、9、12月の第2金曜日の前日とされている。そこで先物市場では、つねに複数の限月取引が並行して展開されていることになる。
 証券取引所では、第二次世界大戦後の再開時に先物取引を原則として禁止した。しかし、市場の活性化を目的とした金融改革により、1985年(昭和60)以降、株式先物と債券先物の市場が開設された。前者の代表的なものは、TOPIX(トピックス)先物、日経225先物などであり、後者には10年もの国債先物などがある。
 商品取引所における先物取引は、第二次世界大戦後もとぎれることなく続けられたが、そこでは、現物先物取引、現金決済先物取引、指数先物取引、およびオプション取引が行われる。このうちオプション取引は、買う権利または売る権利を、プレミアム(割増金)を払って売買する取引である。[森本三男]

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世界大百科事典内の先物取引の言及

【外国為替市場】より

…これは,特定の政策目的をもって為替相場に影響を与えるために行われ,この取引は市場介入(日本では〈平衡操作〉)と呼ばれる。 銀行間取引を大別すると,直物取引,先物取引およびスワップ取引に分かれる。直物取引は,取引の対価の受渡しが原則として取引日の翌々営業日(2営業日目)に行われるものである。…

【商品市場】より

…農産物では,その生産地のほか,検査制度に基づいて等級,規格などが銘柄に取り入れられる。この銘柄取引の段階になると,取引する時点で商品を用意しなくとも,たとえば〈〇月×日に受渡しする〉という約束に基づく先物取引ができる。この段階になると仲間市場では取引を仲介する専門業者である仲買人(ブローカー)が出現し,取引条件などのルール化が進む。…

【商品取引所】より


[機能]
 商品取引所は商品市場のなかで最も高度に組織化され,取引の中心を標準品先物取引に置く市場である。先物取引とは,売買を約束した時点で商品を用意していなくとも,いついつまでに受渡しするという条件で売買できる取引である。…

【清算取引】より

…実物取引(信用取引に対しては現物取引というが,実態は同じ)に対するもので,現物の引渡しのほか転売・買戻しによる差金決済もできる取引である。清算取引は現在商品取引所において先物取引という名称で行われているが,証券取引所での取引は,1945年の取引所再開に際してGHQの指示で禁止された。 有価証券の清算取引は長期清算取引と短期清算取引とに分かれる。…

【東京外国為替市場】より

…このような東京外国為替市場で取引される外貨は,円を対価とする米ドル(ドル・円取引)が圧倒的シェアを有し,その他の外貨取引は米ドル対価で行われ,この種取引はクロス取引と呼ばれる。 市場取引には,直物取引,先物取引およびスワップ取引の3種類がある。直物取引は,資金の受渡しが取引約定日の当日または2営業日以内に行われるものをいうが,実際の取引は2営業日渡しが中心である。…

【取引所】より

…現在,取引品目は商品,証券のほか,アメリカなどでは通貨から,金利,株価指数にまで広がっている。 取引所は当初,実際にある品目の売買,〈現物取引〉の場として出現したが,手もとにない品目についても先行きの一定の時期に受け渡す約束の〈先物取引〉が生まれた。組織形態としては非営利法人と株式会社に分かれる。…

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