壺口(読み)ツボクチ

デジタル大辞泉 「壺口」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐くち【×壺口】

壺の口。「―の狭い花瓶」
口をつぼめてとがらせること。また、その口付きおちょぼ口
「娘というものは―をして、気取って、オホホと笑うものとばかり」〈二葉亭平凡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「壺口」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐くち【壺口】

〘名〙 (「つぼぐち」とも)
① 壺の口。
② 口をつぼめとがらせたり、愛らしく小さくしたりすること。また、その口つき。つぼつぼぐち。
評判記野郎虫(1660)中村万太夫「身のほどをさすがしまんの万太夫たれものぞみをかくるつぼ口」

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