変幻(読み)ヘンゲン

デジタル大辞泉 「変幻」の意味・読み・例文・類語

へん‐げん【変幻】

たちまち現れたり消えたりすること。出没変化の素早いこと。「変幻きわまりない行動」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「変幻」の意味・読み・例文・類語

へん‐げん【変幻】

  1. 〘 名詞 〙 姿を表わしたかと思うとたちまち消え去ること。出没や変化をすばやくすること。
    1. [初出の実例]「すべてへんげんのことなり」(出典:浜松中納言物語(11C中)一)
    2. 「行雲変幻の状態」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「変幻」の読み・字形・画数・意味

【変幻】へんげん

予測しがたい変化。

字通「変」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android