夏保新田(読み)なつほしんでん

日本歴史地名大系 「夏保新田」の解説

夏保新田
なつほしんでん

[現在地名]白根市根岸ねぎし

なかくち川右岸に立地し、保坂ほさか村の北に連なる。開発年代は不明であるが、伝説に応永年間(一三九四―一四二八)地震のために一村が陥没したという。元和年間(一六一五―二四)再び開発されたといい(中蒲原郡誌)繁栄をみたが中ノ口川破堤の被害もまた少なくなかった。近世を通じて新発田藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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