デジタル大辞泉 「夏引きの」の意味・読み・例文・類語 なつびき‐の【夏引きの】 [枕]夏に糸をつむぐ意から、「いと」に掛かる。「―いとほしとだに言ふと聞かばや」〈金葉・恋上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「夏引きの」の意味・読み・例文・類語 なつびき‐の【夏引の】 枕 夏引きの糸の意で、「糸」と同音または同音を含む副詞「いと」や、「いとま」「いとほし」および、地名「いとかの山」にかかる。[初出の実例]「なつびきのいとことわりや二妻(ふため)三妻(みめ)よりありく間(ま)にほどの経(ふ)るかも」(出典:蜻蛉日記(974頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例