夏掛く(読み)ナツカク

デジタル大辞泉 「夏掛く」の意味・読み・例文・類語

なつ・く

春から夏にまたがる。
「池の藤波―・けてこれも御幸を待ち顔に」〈謡・大原御幸

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関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「夏掛く」の意味・読み・例文・類語

なつ【夏】 掛(か)

  1. 夏の季節にかかる。春から夏にまたがる。多く「夏かけて」の形で用いる。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夏かけて山かをるらししらかしの落葉しをれて道むもれつつ」(出典:広本拾玉集(1346)二)

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