夏風邪(読み)ナツカゼ

デジタル大辞泉 「夏風邪」の意味・読み・例文・類語

なつ‐かぜ【夏風邪】

夏にひく風邪。夏の風邪。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「夏風邪」の意味・わかりやすい解説

夏風邪【なつかぜ】

夏にかかる感冒性疾患の総称特定病名ではない。普通感冒咽頭(いんとう)結膜熱のようなウイルス感染症寝冷えに対する反応なども含まれる。かつてはポリオの不全型もかなりあるとされていた。夏の暑さや冷房のために安静と保温を保ちにくく長びくことが多い。

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世界大百科事典(旧版)内の夏風邪の言及

【風邪】より

…アデノウイルスによる咽頭結膜熱は俗にプール熱ともいわれ,夏季にプールの水を介して伝染する。また,いわゆる〈夏風邪〉はエンテロウイルスによるものが多い。手足口病もこのエンテロウイルスやコクサッキーウイルスによるもので,広義の風邪に含まれる。…

※「夏風邪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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