夕日岡村(読み)ゆうひおかむら

日本歴史地名大系 「夕日岡村」の解説

夕日岡村
ゆうひおかむら

[現在地名]木造町兼館かねだて

田圃を隔てて北に出崎でさき村、東に出野里いでのさと村、南に岡部里おかべさと村、西に善積よしつみ村。

貞享二年(一六八五)の開村という(西津軽郡史)。享保一二年(一七二七)広須組に属し、川通三二ヵ村の一つで村位は下とある(平山日記)。元文元年(一七三六)検地帳によれば、田畑屋敷合せて一三町三反八畝六歩、村高七二・〇六三石であった。うち田方は一二町七反五畝一四歩で七〇・二一石、上田から下々田まで設定され、下々田が一〇町三反五畝二二歩、五一・七八八石とあり、畑方は面積に大差のない下畑と下々畑のみで、両者と屋敷地を含めて六反二畝二二歩、一・八五三石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android