大差(読み)タイサ

デジタル大辞泉 「大差」の意味・読み・例文・類語

たい‐さ【大差】

大きな差。数値程度などの大きな違い。「どちらにしても大差はない」⇔小差
[類語]違い相違異同誤差小異差異同工異曲大同小異分かち格差落差開き隔たり懸隔僅差個人差不一致異質ギャップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大差」の意味・読み・例文・類語

たい‐さ【大差】

  1. 〘 名詞 〙 大きな差異。はなはだしいちがい。たいへんな相違。〔音訓新聞字引(1876)〕
    1. [初出の実例]「幻影を追ふてゐながら遂に自分の脳底には富岡が微笑してゐる。されば地上何れの処にか渠(かれ)は生存してゐると思ふのと大差(タイサ)がない」(出典:死(1898)〈国木田独歩〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android