夕節(読み)ユウゼチ

デジタル大辞泉 「夕節」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぜち〔ゆふ‐〕【夕節】

夕方にする節振舞せちぶるまい。盆や正月などの節日せちにちの夕方にごちそうすること。
「―の人に紛れて入りにけり」〈浄・五枚羽子板〉

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精選版 日本国語大辞典 「夕節」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せちゆふ‥【夕節】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ゆうぜち」とも ) 夕方の節振舞(せちぶるまい)。正月・盆などの節日(せちにち)の夕方に、ごちそうを振舞うこと。⇔朝節
    1. [初出の実例]「夕節(ユフセチ)の人に紛れて入にけり」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中)

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