夕節(読み)ユウゼチ

デジタル大辞泉 「夕節」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぜち〔ゆふ‐〕【夕節】

夕方にする節振舞せちぶるまい。盆や正月などの節日せちにちの夕方にごちそうすること。
「―の人に紛れて入りにけり」〈浄・五枚羽子板〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「夕節」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せちゆふ‥【夕節】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ゆうぜち」とも ) 夕方の節振舞(せちぶるまい)。正月・盆などの節日(せちにち)の夕方に、ごちそうを振舞うこと。⇔朝節
    1. [初出の実例]「夕節(ユフセチ)の人に紛れて入にけり」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む