外傷性ショック(読み)ガイショウセイショック

デジタル大辞泉 「外傷性ショック」の意味・読み・例文・類語

がいしょうせい‐ショック〔グワイシヤウセイ‐〕【外傷性ショック】

外傷による損傷範囲が広く、程度重度の場合に、急激な血圧低下や大量の出血内出血ショック状態を引き起こすこと。→ショック3

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の外傷性ショックの言及

【傷】より

…前者には,傷内に存在する異物,感染の併発,圧迫などによる血流の障害などがあり,後者には,背景に低栄養状態や低酸素血症,ビタミン欠乏症,糖尿病,心臓病,腎臓病などの全身性疾患が存在したり,副腎皮質ホルモン,抗腫瘍剤の投与や放射線照射などを受けている状態の場合がある。(2)ショック 外傷に対する全身の反応のうち,おもなものは外傷性ショックである。ショックとは,端的にいうと血液の循環状態が悪くなることであり,その原因はさまざまである。…

※「外傷性ショック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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