外入(読み)そといれ

精選版 日本国語大辞典 「外入」の意味・読み・例文・類語

そと‐いれ【外入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鼻紙袋(はながみぶくろ)の鞘(さや)。表に黒あるいは紺の天鵞絨(びろうど)羅紗(らしゃ)、革類を用いる。
    1. [初出の実例]「はなかみ袋も利久じゃねい。まだ、くろらしゃの二つおりさ。それも外袋(ソトイレ)は非(よした)がよひ」(出典洒落本傾城買指南所(1778))
  3. 外側容器。二重の入れ物のうち、外側のもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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