外力的(読み)がいりょくてき(その他表記)epigene, epigenic

岩石学辞典 「外力的」の解説

外力的

ゲイキーにより最初に提案されたもので,地表または地表近くで起こった地質過程を記述したものである[Geikie : 1879].この語は岩石よりも後の起源堆積物を含むように拡張され,この中には石灰岩洞穴を埋める土壌あるいは粘土,土壌や風化岩石を埋める熔岩などが含まれる.原岩の変質作用により,あるいは早期鉱物仮像となることにより,岩石の中に形成された鉱物もこの中に含まれる[Johannsen : 1931].ギリシャ語epiは上にという意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む