外因死(読み)ガイインシ

デジタル大辞泉 「外因死」の意味・読み・例文・類語

がいいん‐し〔グワイイン‐〕【外因死】

外傷中毒窒息など、外部で生じた原因による死亡。特に、事故殺人などによって外傷を受けたことによる死亡。⇔内因死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の外因死の言及

【異常死体】より

…病気による死亡以外のすべての死体がこれに含まれる。具体的には,他殺,自殺,中毒あるいは災害事故による死亡(いわゆる外因死)の場合と,病死であることが明確に判定できない場合,および,外因死ではあるがその原因が不明の場合に分けられる。医師法(21条)の定めるところにより,死体または妊娠4ヵ月以上の死産児に異常を認めた医師は,24時間以内に所轄の警察署に届け出なければならない。…

【死亡診断書】より

…人が死亡した場合に医師または歯科医師が作成交付する書類。社会的には次の二つの意義をもつ。すなわち,(1)人間の死亡を医学的・法律的に証明する,(2)日本の死亡統計作成の資料となる。また次の二つの場合には死亡診断書ではなく死体検案書を交付する。(1)診療継続中の患者以外の者が死亡した場合,(2)診療継続中の患者が診療にかかわる疾病と関連しない原因により死亡した場合,である。医師は正当な理由がなければ書類発行の求めを拒否できない(医師法19条2項)。…

※「外因死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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