外国人力士(読み)がいこくじんりきし

百科事典マイペディア 「外国人力士」の意味・わかりやすい解説

外国人力士【がいこくじんりきし】

日本の国技である大相撲の世界にも外国出身の力士活躍が目だつ。第2次大戦後初の外国人力士だったハワイ出身の高見山は,1972年の名古屋場所で幕内優勝を果たした。初の外国人横綱は曙太郎(64代。1993年)で,武蔵丸(67代。1999年),朝青龍(68代。2003年),白鵬翔(69代。2007年),日馬富士公平(70代。2012年),鶴竜力三郎(71代。2014年)と続いている。2014年5月現在で11ヵ国41人が日本相撲協会に所属しているが,そのうちモンゴル出身は朝青龍,白鵬翔,日馬富士公平,鶴竜力三郎をはじめ27人と圧倒している。日本相撲協会では,1992年に決めた外国出身力士は一部屋2人・全体で40人までを,2002年に全体で40人までを撤廃し,原則一部屋1人までと改めた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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