デジタル大辞泉
「曙太郎」の意味・読み・例文・類語
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曙太郎
あけぼのたろう
(1969―2024)
第64代横綱。アメリカのハワイ州生まれ。アメリカ国籍時の名はチャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェンChad George Haaheo Rowan。ハワイパシフィック大学中退。中学校時代からスポーツが得意で、高校ではバスケットボールの選手として活躍した。東関(あずまぜき)親方(元関脇高見山(たかみやま)(1944― ))の招きで来日し、1988年(昭和63)初土俵、1992年(平成4)に大関昇進、1993年1月に外国人として初めて横綱に昇進した。1996年4月日本に帰化(本名曙太郎)。200センチメートル、200キログラムを超える体格を生かした攻撃的な相撲(すもう)が特徴で、突き、押しを得意技とした。稽古(けいこ)への取組み方やものの考え方が日本的で、横綱らしい横綱といわれた。2001年(平成13)1月引退。優勝11回、幕内通算成績566勝198敗。
[向坂松彦]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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曙太郎【あけぼのたろう】
力士。第64代横綱。本名ローウェン・チャド・ジョージ・ハヘオ。米国ハワイ州オアフ島生れ。高校時代はバスケットボール部に所属。大学中退後,1988年2月東関部屋に入門。同年3月初土俵,1990年9月入幕。若乃花,貴乃花とは同期。1993年3月横綱に昇進し,外国人横綱第1号として注目を浴びる。204cmの身長から繰り出される長いリーチを生かした突っ張りは破壊力を持つ。横綱になってからは四つ相撲にも安定した力を見せるようになった。優勝回数11。2001年1月引退。2003年日本相撲協会を退職し,立ち技格闘技〈K-1〉へ転身。
→関連項目外国人力士
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曙太郎 あけぼの-たろう
1969- 平成時代の力士。
1969年5月8日ハワイ生まれ。ハワイ帰省中の高見山(東関親方)に見いだされ,昭和63年入門。平成2年入幕。長い腕をいかした突っ張りを武器に,4年大関,5年64代横綱となる。204cm,236kgは歴代横綱中で最巨漢。優勝11回。13年膝の故障で引退。8年日本国籍を取得。15年日本相撲協会を退職して格闘技K-1に,のち全日本プロレスに参戦。パシフィック大中退。旧名はチャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェン。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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