外植(読み)がいしょく(その他表記)explantation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外植」の意味・わかりやすい解説

外植
がいしょく
explantation

実験発生学での技法一つで,切出した胚の一部分を人工条件下で培養すること。外植の対語内植であり,これは切出した部分を他の胚の内部で育てるもの。外植では,周囲の胚部分からの働きかけがないから,切出した部分がもつ自律的な分化能力などを研究するのに適している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む