外記塚(読み)げきづか

日本歴史地名大系 「外記塚」の解説

外記塚
げきづか

[現在地名]那珂町中台

息栖いきす神社の北西の高い台地の南端にあり、はるかに那珂川を南に望む。「水府志料」の中河内なかがち(現水戸市)の項に「古文書 永井氏四郎左衛門家蔵。かれが先祖永井雅楽介と云もの、初織田氏に仕へ、後太閤秀吉に属す。(中略)雅楽介が弟を外記と云、織田氏に仕ふ。後江戸氏に属す。天正十八年江戸氏佐竹氏と中台原に対陣す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 中河内 中略 古墳

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android