多米(読み)ため

精選版 日本国語大辞典 「多米」の意味・読み・例文・類語

ため【多米・兆】

  1. 〘 名詞 〙 亀卜(きぼく)に生ずる割れ目の称。亀卜には五兆があって、亀甲正中にできる縦筋中央より少し上の方、中から右へ横筋のできるのを「かみ」、中央より少し下の方、中から左へ横筋ができるのを「えみ」というが、その「かみ」と「えみ」の中の縦筋のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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