よ‐だち【夜立】
- 〘 名詞 〙 夜に旅立つこと。また、夜の明けきらないうちに出発すること。⇔朝立ち。
- [初出の実例]「朝あけの山分衣ぬれてけり深き夜だちの露のしめりに〈藤原実重〉」(出典:玉葉和歌集(1312)旅・一一六〇)
よ‐たた
し【夜立】
- 〘 形容詞シク活用 〙 昼間行くことができるのに、夜行くさま。
- [初出の実例]「ヨタタ。〈略〉 Yotataxǔ(ヨタタシュウ) キタッタ ヒトヂャ」(出典:日葡辞書(1603‐04))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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