山分衣(読み)やまわけごろも

精選版 日本国語大辞典 「山分衣」の意味・読み・例文・類語

やまわけ‐ごろも【山分衣】

  1. 〘 名詞 〙 修行僧山伏などが山道を分けて行くときに着用する衣。
    1. [初出の実例]「清滝の瀬々のしら糸くりためて山わけごろもおりてきましを〈神退〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・九二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android