夢のわだ(読み)ゆめのわだ

日本歴史地名大系 「夢のわだ」の解説

夢のわだ
ゆめのわだ

万葉集」巻三に、

<資料は省略されています>

と詠まれ、「懐風藻」に出る吉田宜の作歌「従駕吉野宮」にも「今日夢淵上、遺響千年流」とみえる。「わだ」は湾曲した地形をいい、夢のわだは宮滝付近を流れる吉野川の淵をさすと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android