吉野町(読み)よしの

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吉野〔町〕
よしの

奈良県中部,吉野川中流域にある町。 1928年町制。 56年上市町,中竜門,中荘,国樔,竜門の4村と合体。北岸にある中心集落の上市は古くから市場町として発展。現在は吉野杉集散地で製材業が行われ,建築用材,割箸,磨き丸太を産する。南部にある吉野山は桜の名所で史跡・名勝に指定されている。南朝ゆかりの地で史跡も多く,吉野熊野国立公園に属する。付近の家造りは吉野式家屋として知られる。吉野水分神社,金峯山寺,金峯神社は国宝を所蔵。吉野川沿岸には縄文・弥生時代宮滝遺跡 (史跡) ,支流の津風呂川には津風呂ダムがある。両河川の合流点付近の妹山樹叢は天然記念物。一帯は吉野川津風呂県立自然公園に属する。近畿日本鉄道吉野線の終点駅があり,国道 169号線と 370号線が宮滝で分岐。面積 95.65km2。人口 7399(2015)。

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事典 日本の地域遺産の解説

吉野町

(奈良県吉野郡吉野町)
日本で最も美しい村」指定の地域遺産。
吉野山は3万本の桜が咲く景勝地として全国的に有名。日本の三大美林と言われる吉野スギの産地。金峯山寺蔵王堂を中心とした門前町で、景観を保全。2004(平成16)年世界遺産に登録。国栖地区は古来からの和紙づくり技術を継承し、自然を生かしたものづくりの里として発展した

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