夢む(読み)ユメム

デジタル大辞泉 「夢む」の意味・読み・例文・類語

ゆめ・む【夢む】

[動マ上二]夢見る」に同じ。
永久とこしえの天を―・むといえども」〈独歩・わかれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夢む」の意味・読み・例文・類語

ゆめ・む【夢】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 マ行上二段活用 〙ゆめみる(夢見)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「彼は遽に何をや打案ずらん、夢むる如き目を放ちて」(出典:続々金色夜叉(1899‐1902)〈尾崎紅葉〉五)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行五(四) 〙ゆめみる(夢見)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「恋てふ真清水を掬み得て暫時(しばし)永久(とこしへ)の天を夢むと雖も」(出典:わかれ(1898)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android