暫時(読み)ザンジ

デジタル大辞泉 「暫時」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「暫時」の意味・読み・例文・類語

ざん‐じ【暫時】

  1. 〘 名詞 〙 すこしの間。しばらくの間。わずかな時間。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「目にも見えず力にもかかはらぬ無常の殺鬼をば、暫時(ザンシ)もたたかひかへさず」(出典:高野本平家(13C前)六)
    2. 「烏は如何為んと蹰躇せしが〈略〉暫時思考して後忽ち一策を案じ出し」(出典:小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三)
    3. [その他の文献]〔高適‐送李少府貶峡中王少府貶長沙詩〕

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普及版 字通 「暫時」の読み・字形・画数・意味

【暫時】ざんじ

しばらく。一時。唐・高適〔李少府の峡中に貶せらるる~を送る〕詩 今雨露(仁恵)多し 暫時手をつとも躊(ちうちよ)すること(なか)れ

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