暫時(読み)ざんじ

精選版 日本国語大辞典「暫時」の解説

ざん‐じ【暫時】

〘名〙 すこしの。しばらくの間。わずかな時間。副詞的にも用いる。
※高野本平家(13C前)六「目にも見えず力にもかかはらぬ無常の殺鬼をば、(ザンシ)もたたかひかへさず」
※小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三「烏は如何為んと蹰躇せしが〈略〉暫時思考して後忽ち一策を案じ出し」 〔高適‐送李少府貶峡中王少府貶長沙

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普及版 字通「暫時」の解説

【暫時】ざんじ

しばらく。一時・高適〔李少府の峡中に貶せらるる~を送る〕詩 今雨露(仁恵)多し 暫時手をつとも躊(ちうちよ)すること(なか)れ

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