暫時(読み)ざんじ

精選版 日本国語大辞典 「暫時」の意味・読み・例文・類語

ざん‐じ【暫時】

〘名〙 すこしの間。しばらくの間。わずかな時間。副詞的にも用いる。
※高野本平家(13C前)六「目にも見えず力にもかかはらぬ無常の殺鬼をば、暫時(ザンシ)もたたかひかへさず」
小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三「烏は如何為んと蹰躇せしが〈略〉暫時思考して後忽ち一策を案じ出し」 〔高適‐送李少府貶峡中王少府貶長沙詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「暫時」の意味・読み・例文・類語

ざん‐じ【暫時】

少しの間。しばらく。副詞的にも用いる。「暫時いとまをいただきたい」「暫時休憩する」
[類語]暫く一時いちじ一時いっとき一時ひととき少時ひとしきりちょっと短いしば束の間時の間瞬く間見る間に刹那咄嗟とっさ半時寸陰短時間一時的かりそめ短日月短時日一朝一朝一夕寸刻寸時寸秒片時かたとき瞬時瞬間一瞬数刻たまゆら須臾しゅゆ電光石火はかないあっと言う間間髪をれず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「暫時」の読み・字形・画数・意味

【暫時】ざんじ

しばらく。一時。唐・高適〔李少府の峡中に貶せらるる~を送る〕詩 今雨露(仁恵)多し 暫時手をつとも躊(ちうちよ)すること(なか)れ

字通「暫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

柿落し

劇場用語。新築劇場の開場興行をいう。昔の劇場は,屋根を柿(こけら)でふき,完成のとき不用の板くずをはき落としたので,この語が生まれたという。...

柿落しの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android