大ヶ蔵連村
おおがぞれむら
[現在地名]小原村大ヶ蔵連
田代川の東岸にあり、百月―大草―仁木から瑞浪(現岐阜県)に抜ける瑞浪道が通る。集落の北に大ヶ蔵連山がそびえる。字土地ノ郷・竹ノ平・矢落から縄文時代の石鍬が出土している。
慶安三年(一六五〇)の三州賀茂郡小原之内岡崎領大ケ蔵連村検地帳(鈴木早苗氏蔵)には、屋敷二〇筆の面積と持主が書上げられている。享保一二年(一七二七)の小原之内御竿請名前帳(同氏蔵)によれば檜・椴・姫子松木立九五〇町四反歩の御林山がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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