北海道西部、後志(しりべし)総合振興局管内の町。積丹(しゃこたん)半島の基部に位置する。1884年(明治17)仁木村ほか2村戸長役場を設置。その後大江村となり、1964年(昭和39)町制施行し、同時に仁木町と改称。町名は開拓功労者仁木竹吉(たけよし)(1834―1915)にちなむ。JR函館(はこだて)本線、国道5号が通じる。赤井川カルデラの一部を占め、余市(よいち)川が北流する。道内市町村としては気候温暖で、道都札幌市にも比較的近いため、余市川流域を中心に、稲作のほか、野菜、果樹などの都市近郊農業が盛ん。とくにイチゴ、サクランボ、ブドウ、リンゴなどのもぎとりができる観光農園が多い。養豚や採卵鶏の飼育も行われる。仁木竹吉が徳島出身のため阿波(あわ)踊が伝わる。面積167.96平方キロメートル、人口3180(2020)。
[瀬川秀良]
『『仁木町史』(1968・仁木町)』
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加