日本歴史地名大系 「大井村新田」の解説 大井村新田おおいむらしんでん 千葉県:東葛飾郡沼南町大井村新田[現在地名]沼南町大井新田(おおいしんでん)大井村地先の手賀(てが)沼を開いて成立した同村の持添新田。無民家で、印旛(いんば)郡に属した。成立以後幕府領で幕末に至った(旧高旧領取調帳)。寛文一一年(一六七一)海野屋作兵衛ほか江戸の商人の出資によって始まった手賀沼べりの新田開発は一部を除いて進展せず、葭の茂る反高場のまま推移したが、享保一五年(一七三〇)幕府代官による検地が行われている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by