日本歴史地名大系 「大井沢村」の解説 大井沢村おおいさわむら 山形県:西村山郡西川町大井沢村[現在地名]西川町大井沢北流する寒河江(さがえ)川の上流谷底平野に南北に長く、北から桧原(ひばら)・黒渕(くろぶち)・原(はら)・中村(なかむら)・萱野(かやの)・中上(なかがみ)・清水原(しずばら)の七集落があり、大井沢七ヵ村と称し、最上流部の見付(みつけ)は枝郷である。南は根子(ねこ)村に続く。西は障子(しようじ)ヶ岳など標高一四〇〇メートル前後の朝日(あさひ)山地で田川郡に、東は大頭森(だいずもり)山など九〇〇メートル前後の山地で七軒(しちけん)地区(現大江町)に境する。最上氏領から元和八年(一六二二)酒井忠重領、寛永一五年(一六三八)以降幕府領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報