大仏銭(読み)だいぶつせん

精選版 日本国語大辞典 「大仏銭」の意味・読み・例文・類語

だいぶつ‐せん【大仏銭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、寛文八年(一六六八)から発行された寛永通宝銭の異称豊臣氏の建立した京都方広寺の銅仏をつぶしてつくったところからいう。文銭(ぶんせん)
    1. [初出の実例]「件の大仏銭は点画に易り有て、見分のなる故也」(出典:政談(1727頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android