点画(読み)テンカク

デジタル大辞泉 「点画」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「点画」の意味・読み・例文・類語

てん‐かく‥クヮク【点画】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文字、特に漢字を構成する点と線。漢字をかたちづくる点と画(かく)。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「点すると云は、蒼苔の上へ、花落て、字の点画のやうなる意ぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    2. [その他の文献]〔書苑〕
  3. 点と画の描き方。転じて、書道
    1. [初出の実例]「自外凡庸、何解点画之奥」(出典:性霊集‐三(835頃)勅賜屏風書了即献表)

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普及版 字通 「点画」の読み・字形・画数・意味

【点画】てんかく(くわく)

文字を構成する点と線。宋・軾〔石鼓の歌〕詩 韓)古を好むも、生まるること已に遲し 我今況(いは)んや百年の後なるをや 強(し)ひて旁をねて、點畫を推すも 時に一二を得て、九を

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