大使会談(読み)たいしかいだん(その他表記)conference of ambassadors

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大使会談」の意味・わかりやすい解説

大使会談
たいしかいだん
conference of ambassadors

本来多数国間条約の実施状況を点検するため,締約国の大使特定場所で開く会議を意味した。しかし現在では,特に条約と関係なく,第三国に常駐する大使同士の会談をさしていう (たとえば,米中ワルシャワ大使会談) 。なお,一定地域内の諸国に派遣された自国の大使が集って開く大使会議は別個のものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android