大内山平吉(読み)オオウチヤマ ヘイキチ

20世紀日本人名事典 「大内山平吉」の解説

大内山 平吉
オオウチヤマ ヘイキチ

昭和期の力士(大関)



生年
大正15(1926)年6月19日

没年
昭和60(1985)年11月1日

出生地
茨城県那珂郡平磯町

本名
大内 平吉(オオウチ ヘイキチ)

別名
年寄名=立田山 平吉(タツタヤマ ヘイキチ)

経歴
双葉山道場に入り、のち時津風部屋に所属。昭和19年春場所初土俵。24年春場所新入幕、30年春場所に準優勝して大関に昇進。34年春場所を最後に引退した後は、年寄立田山として後進の指導に当っていた。2メートルを超す巨体を生かした突っ張りと豪快な投げが武器で、殊勲賞1回、成績は304勝256敗53休。30年夏場所の千秋楽横綱・栃錦と大熱戦を繰り広げ、小兵・栃錦に巨漢大内山が弧を描くように首投げで敗れた一番は名勝負として知られている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「大内山平吉」の解説

大内山 平吉 (おおうちやま へいきち)

生年月日:1926年6月19日
昭和時代の力士
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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