デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大内桐斎」の解説 大内桐斎 おおうち-とうさい ?-? 幕末の医師。三河(愛知県)吉田藩主松平(大河内)信古(のぶひさ)につかえ,江戸詰めの侍医となる。藩命により安政3年(1856)から3年間東蝦夷(えぞ)地(北海道)に勤務。見聞した地理風俗をまとめて文久元年「東蝦夷夜話(とうかいやわ)」を刊行した。本姓は多々良。名は弘貞。字(あざな)は子季。別号に余庵,鳳兮。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例