大凡人(読み)オオヨソビト

デジタル大辞泉 「大凡人」の意味・読み・例文・類語

おおよそ‐びと〔おほよそ‐〕【大凡人】

特別な関係のない人。世間一般の人。
「君が名の立つにとがなき身なりせば―になしてみましや」〈後撰・恋四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大凡人」の意味・読み・例文・類語

おおよそ‐びとおほよそ‥【大凡人】

  1. 〘 名詞 〙 世間一般の人。ふつうの人。何の関係もない他人
    1. [初出の実例]「君が名のたつにとがなき身なりせばおほよそ人になして見ましや〈藤原忠房〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋四・八八〇)

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