大原巫子・大原神子(読み)おばらみこ

精選版 日本国語大辞典 「大原巫子・大原神子」の意味・読み・例文・類語

おばら‐みこ【大原巫子・大原神子】

〘名〙 丹波国桑田郡(京都府天田郡)大原大原神社に仕え、諸方を勧進したみこ。後にはそれと同じような姿をしてお祓(はらい)祈祷などをして回った女乞食をいう。おおはらみこ。おばら。
※舜旧記‐慶長五年(1600)二月一八日「政所社参湯立〈大原巫子一人、申付〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android