日本歴史地名大系 「大原神社」の解説
大原神社
おおばらじんじや
大原の中心集落である
社伝によると、仁寿二年(八五二)桑田郡
また鎌倉時代に領主大原氏がこの社を信仰し、弘安二年(一二七九)にこの地に移し祀った。その後応永四年(一三九七)に大原雅楽頭が本殿・拝殿・舞楽殿などを造立、また近隣の村々の産土大神とするよう命じたという。
近世には綾部藩主九鬼氏の崇敬厚く、社記には寛永一一年(一六三四)社領三石を寄進したのをはじめ、当社で百穀豊穣祈願・祈雨などを行ったこと、明暦三年(一六五七)九鬼隆季による修造、天保一一年(一八四〇)神林に続く山林の寄進などを記す。
大原神社
おおはらじんじや
大原神社
おおはらじんじや
大原神社
おおはらじんじや
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報