大叫喚(読み)ダイキョウカン

デジタル大辞泉 「大叫喚」の意味・読み・例文・類語

だい‐きょうかん〔‐ケウクワン〕【大叫喚】

大叫喚地獄」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「大叫喚」の意味・読み・例文・類語

だい‐きょうかん‥ケウクヮン【大叫喚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大いにさけびわめくこと。
  3. だいきょうかんじごく(大叫喚地獄)」の略。〔往生要集(984‐985)〕
    1. [初出の実例]「洪水家々を漂はしければ、京白河の貴賤男女、喚き叫ぶ声、叫喚・大叫喚の苦しみの如し」(出典:太平記(14C後)一二)
    2. [その他の文献]〔仏説立世阿毘曇論‐八〕

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