大場 茂俊(読み)オオバ シゲトシ

20世紀日本人名事典 「大場 茂俊」の解説

大場 茂俊
オオバ シゲトシ

昭和・平成期の福祉活動家 侑愛会名誉理事長;ゆうあい学園名誉理事長。



生年
大正12(1923)年

没年
平成10(1998)年4月25日

出身地
北海道岩見沢市

学歴〔年〕
日本大学法学部卒

主な受賞名〔年〕
内閣総理大臣表彰〔平成4年〕,吉川英治文化賞(第29回)〔平成7年〕,勲五等瑞宝章〔平成7年〕

経歴
終戦直後の内閣物価庁事務官を経て、昭和22年函館で社会事業の道に。28年北海道・上磯町に障害児を区別なく受け入れる保育園を開設したが、卒園生が学校になじめず戻ってくる姿を目にし、42年知的障害児施設おしまコロニー創設。以来療育活動を行う“おしま学園”や養護学校高等部、生活寮、作業所など生涯にわたる総合施設づくりに取り組んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android