大場俊助(読み)オオバ シュンスケ

20世紀日本人名事典 「大場俊助」の解説

大場 俊助
オオバ シュンスケ

昭和期の国文学者 中央大学教授。



生年
明治39(1906)年5月13日

没年
昭和45(1970)年11月30日

出生地
静岡県

学歴〔年〕
東京文理科大学卒

経歴
昭和11年中央大学予科教授に就任し、国文学者として文芸学の面から13年刊行の「日本文学様式論史」をはじめ「日本小説史」「一茶の愛と死」「小説論序説」「上田秋成研究―そのテンカン症とデーモン」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大場俊助」の解説

大場俊助 おおば-しゅんすけ

1906-1970 昭和時代の国文学者。
明治39年5月13日生まれ。昭和14年中央大教授。文芸学の視点からおおくの著作発表。「一茶のウィタ・セクスアリス」はあらたな一茶像を提示して注目された。昭和45年11月30日死去。64歳。静岡県出身。東京文理大卒。著作はほかに「日本文学様式論史」「日本小説史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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