大塚 京子(読み)オオツカ キョウコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大塚 京子」の解説

大塚 京子
オオツカ キョウコ


職業
ダンスプロデューサー 女優

肩書
プロフェッショナルダンスセンター主宰

生年月日
昭和13年

出身地
広島県 広島市

学歴
広島女学院高〔昭和31年〕卒,俳優座養成所(第8期生)〔昭和34年〕卒

経歴
昭和20年8月広島で被爆。31年俳優座養成所に8期生として入所。34年卒業、俳優座スタジオ劇団三期会に入座。同年フリーとなり、安部公房作「可愛い女」に出演。35年文学座研究所第1期生となり、3年後劇団員に。「女の一生」「欲望という名の電車」などに出演した他、樋口一葉作「十三夜」では主役を務めた。40年文学座を退団。41年東宝演劇部と契約、「風とともに去りぬ」に出演。その後黒沢明監督の映画「赤ひげ」に出演、他にテレビ・ラジオにも多数出演。60年より「Introduction of Musicals」などのダンス公演に出演し、平成元年初心者からプロまでを対象にしたオープンスタジオ・プロフェッショナルダンスセンターを設立。ダンスプロデューサーとなり、原爆をテーマにした「ヒロシマレクイエム」「生きる」「夏の雨」の「ヒロシマ三部作」を創作した。

没年月日
平成17年 9月1日 (2005年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報