大塚郷(読み)おおつかごう

日本歴史地名大系 「大塚郷」の解説

大塚郷
おおつかごう

阿野あの庄域に含まれていた郷で、現大塚の一帯に比定される。大永八年(一五二八)八月七日の今川氏輝判物写(判物証文写)に「駿河国下方内大塚郷雅村太郎左衛門尉為久名主職此内神尾右京亮譲分共并新屋名等」とみえる。この文書の内容は雅村為久がこれら所職・所領の権利の証文盗難にあったので、改めてその効力を確認したものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 寺領

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む