大夫下(読み)たゆうおり

精選版 日本国語大辞典 「大夫下」の意味・読み・例文・類語

たゆう‐おりタイフ‥【大夫下】

  1. 〘 名詞 〙 大夫職遊女が、一段階下位の天神に下げられること。また、その者。大夫おち。大夫おろし。
    1. [初出の実例]「大夫をり也、一たび、はしりたれども、たづね出されて、かへりたる人なり」(出典:評判記・難波物語(1655))

たゆう‐おろしタイフ‥【大夫下】

  1. 〘 名詞 〙たゆうおり(大夫下)
    1. [初出の実例]「大夫おろし、上職にて出世したる傾城の、天職にくだれるをいふ」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む