百科事典マイペディア 「大宜津比売神」の意味・わかりやすい解説 大宜津比売神【おおげつひめのかみ】 日本神話の食物・五穀をつかさどる女神。《古事記》では素戔嗚(すさのお)尊に食物を求められ,鼻,口,尻からいろいろの食物を取り出し,献じたため,素戔嗚尊は怒って殺し,その屍(しかばね)から蚕や五穀が生じたという。《日本書紀》で同様の役割を果たすのが保食(うけもち)神である。→関連項目大御饌津神 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by