大宮新村(読み)おおみやしんむら

日本歴史地名大系 「大宮新村」の解説

大宮新村
おおみやしんむら

[現在地名]笹神村大宮

南のじんヶ峰の東にあり、南は今板いまいた村、北は出湯でゆ村、北西羽黒新はぐろしん村。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)に村名がみえ、笹岡組に属する。元禄郷帳では今板村枝郷とあり、高二六石六斗余。宝永四年(一七〇七)頃の元笹岡組御巡見御案内帳(渡辺家文書)では同高を記し、田畑反別二町六反七畝余で、家数六、男二三・女二一とあり、入会山は今板村ひしヶ岳にあり、秣場も同村にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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