デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大屋毘古神」の解説 大屋毘古神 おおやびこのかみ 「古事記」にみえる神。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)2神の子。家屋や木をつかさどる神。八十神に迫害された大穴牟遅(おおなむじの)神を,紀伊(きい)で木の股をくぐらせて,須佐能男(すさのおの)命のいる根の堅州(かたす)国へにがしたとつたえられている。「日本書紀」の五十猛(いたけるの)神と同神とされる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例