大岩川村(読み)おおいわがわむら

日本歴史地名大系 「大岩川村」の解説

大岩川村
おおいわがわむら

[現在地名]温海町大岩川・槙代まぎだい

小国おぐに川の河口にあり、はま街道が通る。川の南を浜中はまなか、北を宮名みやなといい、枝郷として約一里上流に槙代まぎのだい村がある。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録に大岩河村とみえ、高六六四石余。寛永三年庄内高辻帳では高六七五石余。明和七年(一七七〇)の御国目付廻村案内書(温海文書)では高五六二石余、うち畑高二四石余、取米三七九石余、家数は名子・水呑も含め一三一・人数七九八、漆木五千九七一、役漆五貫三三一匁、役蝋八貫一八二匁、船二七、牛九四、小物成年貢として鮭二〇本役銀六五匁、川役銀二一五匁とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android